【5月20日開催の連携カレッジ】ACPは日常の延長、何気ない会話から意思決定支援が始まる

センターの取り組み

皆さん、こんにちは!

2026年5月20日(水)、ちとせの介護医療連携カレッジ 「その人らしい今と将来を支え、備えるACP実践コース①」を開催します。

皆さんは、利用者さんや患者さんとの何気ない会話で、こんな言葉を耳にしたことはありませんか? 「死ぬまで自分の足で歩きたいなぁ」 「最後はやっぱり、家で刺身が食べたいね」

実は、これこそがACP(人生会議)の出発点です。

今回のカレッジでは、向陽台ファミリークリニックの鈴木先生を講師にお招きし、「本人の願い(手紙)」を、具体的な「ケアの選択(地図)」に変えるコツを学びます。

「多死社会」を、ただ怖がるのではなく。

2040年には1日に約4,600人が亡くなると推計される日本。まさに「多死社会」が目前に迫っています。 しかし、厚生労働省の調査では、現場でACPを実践している医師は約6割。看護師やケアマネジャー、介護職の中には「どう進めればいいか分からない」と不安を抱えたまま、人生の最終段階に関わっている方も少なくありません。

「ACP=終末期の重い手続き」というイメージがあるかもしれません。 でも、本来のACPは、その人の価値観を日々の会話から拾い上げ、チームでつないでいく優しいプロセスです。

鈴木 喬之 先生と学ぶ「本人の声を届ける技術」

📌 講義で学べる「3つの視点」

  1. 本人の「ものさし」を共通言語に 「延命治療」の前に「その人にとって何が幸せか」を知る。チームで共有すべき本当の優先順位を見つけます。

  2. 日常の「つぶやき」を拾うタイミング 「実はね…」とこぼれた本音。いつ、誰と、どう共有すればケアの方針に活かせるかを具体的に考えます。

  3. 「揺れる気持ち」を線でつなぐ 「昨日と言っていることが違う」のは当たり前。意思が変わることを前提に、多職種でどう寄り添い続けるかを学びます。

📌 研修概要

日時 2026年5月20日(水)18:30〜20:00
会場 北ガス文化ホール 3F 視聴覚室
講師 北海道家庭医療学センター 向陽台ファミリークリニック
医師 鈴木 喬之 先生
テーマ ACPと意思決定支援の基本〜本人の願いを聴く・届ける多職種連携〜
対象 介護・医療・福祉に関わるすべての方(職種不問!)
参加費 無料!

💬 こんな方にこそ、来てほしい!

  • ACPに関心はあるけれど、何から始めていいか迷っている方

  • 利用者さんの「本音」をうまく拾えているか不安な方

  • 「昨日と今日で希望が変わる」場面で、戸惑った経験がある方

  • 職種の壁を越えて、一歩踏み込んだ連携をしたい方

「ACPは難しくない。日々の雑談の延長」
 ——そう実感し、その体験を多職種で共有しよう。

✏️ お申し込み

下記のボタンから受講申込みができます。お席に限りがありますので、お早めにどうぞ!

研修に関するお問い合わせは、ちとせの介護医療連携の会(0123-49-3330)までお気軽にどうぞ。

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参考文献

  1. 厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」(2018年3月改訂)
  2. 厚生労働省「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」普及啓発ページ
  3. 令和4年度厚生労働科学特別研究事業「アドバンス・ケア・プランニングの認識および実施状況と各職種の属性との関連」分担研究報告書
  4. 福岡市医師会医療情報室レポートNo.265「特集:アドバンス・ケア・プランニング(ACP)〜人生会議〜」(2024年3月)

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