『千歳恵庭地区 医療機関・介護福祉事業所対象 災害対策机上訓練』実施報告

イベント報告

「1月16日(木)開催 千歳恵庭地区 医療機関・介護福祉事業所対象 災害対策机上訓練実施報告」

1月16日(木) 北ガス文化ホールにて、昨年度に続いて上記の机上訓練を開催いたしました。
当日は恵庭・千歳の介護・医療・福祉事業所から44名のご参加がありました。

今回の訓練では、この時期の北海道ならではの雪害により通所系サービス・居宅系サービスが被害を受けたことを想定し、グループ内の架空の地域を構成し、自事業所や地域でどのような連携が図れるか、災害支援体制・被災受援体制及び情報共有のあり方についてグループワークを行いました。

グループワークでは、情報収集の役割を担った参加者が被災事業所役のファシリテーターの元に出向いて情報収集を行い、被災事業所の状況把握からアドバイスの送り方・関係各所への応援連絡方法について話し合いをしたうえで、誰がどのように動けるかをシミュレーションしました。

雪害により出勤できる人員も限りがあると思われるため、普段からの地域との関わりを生かして支援を得ることや、近隣の他事業所・行政との連携の重要さをあらためて考える機会となりました。

また、道路状況の悪化や公共交通機関のマヒで普段通りに動けない際は、オンラインの診療依頼や安否確認にドローンを使えれば良いという意見も出ました。

アンケートの結果からは、日頃から防災意識を持ち地域連携の具体的な仕組みを地域単位で考えたいという事や、情報連携ツールを広めて異業種も含めた他事業所間の情報の収集や発信の仕組み作りの重要性についての回答がありました。

たくさんの方にご来場、ご協力いただき運営スタッフ一同心より感謝申し上げます。
今後も顔の見える連携作りに向けた研修・イベントを実施していきますので、皆様のご参加のほどよろしくお願いいたします。

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