【実施報告書】書類地獄にサヨナラ!厚労省から現場事例まで「医療介護ICT展示会・特別講演」

イベント報告

 

こんにちは!
ちとせの介護医療連携の会事務局です。

2026年2月6日(金)、千歳市の北ガス文化ホールにて「介護・医療ICT展示会及び特別講演」を開催しました。

「ICT化が必要なのはわかるけど、何から手をつければいいの?」 「正直、今の業務で手一杯で新しいことを覚える余裕がない…」

そんな現場の皆さんのために、今回は4つの特別講演と全13社のソリューションの展示をさせていただきました。


1. 【特別講演】国の動向から現場の実践まで!充実の4講演

今回の目玉である特別講演。行政の動き、経営視点、現場の実践、そして導入支援と、4つの異なる視点から語られました。

① ケアプランデータ連携システム・介護情報基盤の最新動向

テーマ:「ケアプランデータ連携システム・介護情報基盤の最新動向」
講師:厚労省 老健局 野口氏・長谷田氏

まず押さえておきたいのが「国の動き」です。
ケアマネジャーと介護サービス事業所の間で毎月発生する膨大な「予定・実績」のやり取り。これを紙やFAXではなくデータで連携する「ケアプランデータ連携システム」についての最新動向が共有されました。 参加者からは「これからしっかり取り入れるために学びたい」という声がある一方、「苦手意識がある」という本音も。しかし、これからのスタンダードになる分野だけに、避けては通れない重要トピックでした。

② 選ばれる事業所になるために~テクノロジー活用とその先へ~

テーマ:「選ばれる事業所になるために~テクノロジー活用とその先へ~」
講師:カスタマーサクセスマネージャー 角森 いずみ氏

ICTを入れることがゴールではありません。角森氏は、テクノロジーを活用して業務を効率化した先に、「利用者や家族から選ばれる事業所になる」というビジョンを提示しました。 AIやICTで空いた時間をケアの質向上に充てる。その視点に、参加者からは「ステップを踏んで実現したい」と意欲を見せていました。

③ 介護ロボット導入による業務改善の実践事例

テーマ:「介護ロボット導入による業務改善の実践事例」
講師:医療法人社団いずみ会 介護老人保健施設 北星館 介護科長 栗林 聡氏

最も現場の共感を呼んだのがこの講演です。
実際に現場で指揮を執る栗林氏より、介護ロボット導入のリアルな実践報告がありました。 成功談だけでなく苦労や工夫も含めた「生の声」は説得力抜群でした。アンケートでも「自施設でも実践できればと思いました」「とても参考になった」と満足度が非常に高く、同じ地域の施設の取り組みとして大きな刺激となったようです。

④ 現場に寄り添う業務改善・伴走支援の紹介

テーマ:「現場に寄り添う業務改善・伴走支援の紹介」
講師:NTT東日本 ビジネスイノベーション本部 堂元 大生氏

「導入しても使いこなせるか不安」という声に応えるのがNTT東日本です。 単にシステムを売るのではなく、現場に定着するまで「伴走(サポート)」する重要性が語られました。デジタルに不慣れな職員が多い現場にとって、こうしたサポート体制の有無が導入の決め手になりそうです。


2. 【展示ブース】全13社を一挙紹介!あなたの現場に必要なのはどれ?

会場には、記録ソフトから福祉用具まで、業務効率化を支える13社が集結しました。分野ごとに整理してご紹介します。

■ 記録・請求・総合介護ソフト(ペーパーレス化の要!)

「書類作成の負担」が現場の悩みNo.1。ここを解決する主力プレイヤーたちが勢揃いしました。

  • 株式会社ワイズマン
  • NDソフトウェア株式会社
  • 株式会社カナミックネットワーク
  • 株式会社エス・エム・エス株式会社ブルーオーシャンシステム

■ 連携アプリ・情報統合(多職種連携をスムーズに)

  • 帝人ファーマ株式会社
  • 株式会社ブライト・ヴィー

■ 見守りセンサー(夜勤の不安を解消)

  • フランスベッド株式会社
  • パラマウントベッド株式会社
  • トーテックアメニティ株式会社

■ 福祉用具(身体的負担を軽減)

  • 株式会社マルベリー
  • 西出興業株式会社

■ 導入支援

  • 株式会社最中屋(介護DX支援)

3. 参加者の本音:「書類作成」をなんとかしたい!

アンケート結果を見ると、来場者が抱える課題は圧倒的に「書類作成の負担」でした。
次いで「人手不足」「情報共有」と続きます。

展示会では、多くの参加者が記録ソフトや見守りセンサーのブースで熱心に説明を聞いていました。「ID・パスワードなしで何でもできたらいいのに」といった切実な要望もありましたが、同時に「実際に触れてみて、これなら使えるかもと思った」という前向きな変化も生まれています。

まとめ:2026年、変化を恐れず「第一歩」を

今回の展示会・講演会は、参加された多くの人が「満足」と回答しました。 これだけの企業と講師が千歳に集まる機会は貴重だったと思います。

また、次年度についても当会では介護・医療・福祉に関するAI・ICT推進を含めたDX支援を実施いたします。ケアプランデータ連携システムの導入支援をはじめ、その他ICT導入について「ウチの施設に合うツールはどれ?」と相談することから始めてみませんか?


 

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