研修実施のご報告
3月14日(木)開催 連携カレッジ ケアスキルアップコース③
「BPSDを改善するためのケア技術」~カンフォータブルケアについて~
3月14日(木)開催 連携カレッジ ケアスキルアップコース③
「BPSDを改善するためのケア技術」~カンフォータブルケアについて~
3月14日 北ガス文化ホールにて、連携カレッジ ケアスキルアップコース③
「BPSDを改善するためのケア技術」~カンフォータブルケアについて~開催しました。
受講者の皆様ご参加いただきありがとうございました。
「BPSDを改善するためのケア技術」~カンフォータブルケアについて~開催しました。
受講者の皆様ご参加いただきありがとうございました。
今回は、介護・医療の現場での介護抵抗や暴言・暴力など対応に苦慮するBPSD(認知症周辺症状)…。このBPSDがなぜ起こるのか?改善するための認知症の基本的な対応技術について 医療法人資生会千歳病院の精神科認定看護師 如澤 学 氏をお招きしお話頂きました。
【BPSDはなぜ起こるのか?】
どうしても実際の現場では事象(BPSD)に対しての対処が優先となりがちですが、
BPSDを起こす認知症患者は環境変化など自身で対応しきれない不快刺激や、周囲を理解できずに自身を守るための行動で発生するということを講義で分かりやすくご説明いただきました。
「知らない場所で知らない人に良く分からないまま、介護されることの恐怖」に逃げたくなる・拒否したくなるのは当然だと感じました。
【カンフォータブルケアとは?】
カンフォータブルケアとはComfort(心地よい)+Able(提供する)を組み合わせた言葉で
基本テクニックとして、常に笑顔で対応する、常に敬語を使う、相手と目線を合わせる等の10個のテクニックがある事をご説明いただきました。
一見、介護の基本では?と思える内容もですが、本当に普段から全てできているかと言われると…自信がなくなるテクニックですよね。
また、介護の基本となるテニックひとつひとつのテクニックをポイントを含めて教えていただきました。
例えばマスク越しの笑顔は自分が笑顔でいるつもりでもなかなか外から見ると伝わりにくいものですよね。
マスク越しでも口角をあげる、目じりを下げる、口を開けて歯を見せるなどちょっとオーバーなくらいの笑顔をすることで、相手に笑顔が伝わることを知ることができました。
支援者として演じる力。やってるつもりではなく相手に伝わる表情・態度が重要なんですね。
マスク越しでも口角をあげる、目じりを下げる、口を開けて歯を見せるなどちょっとオーバーなくらいの笑顔をすることで、相手に笑顔が伝わることを知ることができました。
支援者として演じる力。やってるつもりではなく相手に伝わる表情・態度が重要なんですね。
研修終盤では研修保佐で参加していただいた、同院の今本 美穂 主任からカンフォータブルケアは一人では継続することが難しく、チーム取り組むことで継続と効果が期待できることを自身の体験からお話しいただきました。相手に心地よいケアを提供することはBPSDを軽減し相手へのより良いケアにつながる事、
より良いケアがBPSDを軽減するという事を学ぶことのできる研修でした。
より良いケアがBPSDを軽減するという事を学ぶことのできる研修でした。
参加者アンケートでは
・周辺症状は改善でき、それ次第で介護負担は軽減できることを知れた
・多くの施設や病院でカンフォータブルケアの研修を行ってほしい
・普段の関わり方を改めて見直す機会になりました
・実践に役立つと感じました
等のご感想を頂きました。
・周辺症状は改善でき、それ次第で介護負担は軽減できることを知れた
・多くの施設や病院でカンフォータブルケアの研修を行ってほしい
・普段の関わり方を改めて見直す機会になりました
・実践に役立つと感じました
等のご感想を頂きました。
今回の研修でカンフォータブルケアが職場内のチームや、地域で広がり入院から退院した先でも、BPSDを軽減され認知症の方・支援者双方にとってより良いケアを実践できる地域になると良いですね。
今年度の連携カレッジは終了となりますが、次年度の連携カレッジも是非よろしくお願いいたします。
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