連携カレッジ 嚥下亭(摂食・嚥下障害ケア)コース②のご報告

イベント報告

7月13日に第2回目嚥下亭を実施いたしました。

今回の嚥下亭では、千歳市管理栄養士チームの 市立千歳市民病院 管理栄養士 鎌倉さんをお招きし、管理栄養士が所属していない事業所でも低栄養のリスクがある方を早期に発見できる栄養状態の評価についてご講演いただきました。

BMIや体重を定期的に測定し、1・3・6ヵ月前との増減を観察することで低栄養の傾向や栄養状態を評価していく方法。1日3食をきちんと食べられているかを評価し、摂取栄養量の低下や体重減少を予測していく方法。体重を計測できない身体状態の場合に簡易的に食欲を評価していく方法などをご紹介いただきました。
研修に参加された方からのアンケートでは、「実施しやすい栄養評価ツールを知ることができ事業所で行っていきたい」「栄養評価は自分ではできないと思っていたが、シンプルに分かりやすく教えていただいたので自分たちでも基本的な評価ができると思いました」などのご感想をいただきました。

 

食品摂取の多様性を評価する方法や効率的に栄養を摂取できる工夫や栄養補助食品、誤嚥性肺炎のリスクが高い利用者様の食事介助についてもアドバイスをいただき、様々な種類の事業所でも実施可能な栄養ケアの取り組みについて考えることができた研修となりました。

次回の嚥下亭は、10月12日(水)に、ささき歯科医院 歯科医師 佐々木 敏博 先生より、「オーラルケアのStep Up」をテーマに開催予定です。

詳細等が整いましたらご案内させていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております!

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