連携カレッジ 相談援助・マネジメントコース②のご報告

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6月21日に、第2回目の相談援助・マネジメントコースを実施いたしました。

今回は、医療法人資生会千歳病院 地域連携室主任 精神保健福祉士 高橋 洋輔 氏をお招きし、対人援助におけるコミュニケーションと関係構築をテーマに、コミュニケーションでの聴く・伝える・共感すること、対人援助技術としてのポイントについてご講演していただき、実際にグループワークで聴く・伝えることを体験し、相手を意識して理解しやすい伝え方、双方向のコミュニケーションの大切さを学びました。

“聞く”と“聴く”の違いについてでは、

「聞く」…音が耳に伝わる状態、受動的に音を捉えること

聴く」…注意を向けて熱心に耳を傾けること

対人援助職には、相手の話を意識的に聴く力・傾聴する力が大切になり、聴くことに集中し、うなずきやあいづちを活用することで、話してくださる方に“あなたのメッセージを受け取りました”ということを伝えることができます。

そして、お話してくださったこと、その方のありのままを受け入れ(“受容”)、その気持ちに寄り添うこと、“共感”することが大切になります。

実際に、「とてもつらいお気持ちなのですね。」「そのように感じていらっしゃるのですね。」などと否定も肯定もせず、“あなたがどのようなことを考え、どのような気持ちかわかりました”と共感したことをお伝えすることもとても大切です。 

また、話しやすい雰囲気づくりや相手が理解・納得しやすい伝え方のポイント、話の引き出し方なども具体的に教えていただき、グループワークで情報を受け取る・伝達することを体験し、どのようなことを意識して援助していくのか振り返ることができました。

 

 

次回の相談援助・マネジメントコース③は、8月23日(火)に、「多職種連携と情報収集」をテーマに開催予定です。

詳細等が整いましたらご案内させていただきます。

連携カレッジの申込みは下記のGoogleフォームから可能です。

【連携カレッジお申込みフォーム】

また、今年度から、無料アプリ「Chatwork(チャットワーク)」のグループチャットを利用して、受講生が気軽に講師陣や他受講生へ質問・相談したり、情報共有・発信、研修資料の共有、事務局からの受講案内等を行い、連携促進ツールとして活用していく仕組みも準備いたしました。

手軽に利用できる無料アプリですのでご登録いただければと思います。

【連携促進ツール「Chatwork」について】※当会ホームページに移動します

皆様のご参加をお待ちしております。 どうぞよろしくお願いいたします。

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