ホームページをご覧の皆様こんにちは
連携の会の坂本です。
本日は6月29日に開催いたしました、連携ゼミナール 相談援助・マネジメントコース②
~情報収集としての面接技法~についてご報告いたします。
相談援助職の方々は、日々の業務にて、利用者や患者またはそのご家族との面談を行う機会は多いと思います。
面談では、クライエントとの関係構築の他、クライエント理解のための重要な情報収集の場面と言えます。
私自身も病院での相談員時代には、患者さんのインテークや、病棟での面談など日々の業務の中で面談の時間は多くありました。
中には、病院に来ることを良しとせず来院される方への面談もあり、新人の頃は「どうしたらこの方から、お話を伺うことができるだろう…」と苦慮することもありました。
さて、先日の研修では、そのような面談についての研修として「情報収集として面談技法」について、千歳市民病院 地域医療連携課の社会福祉士 重永 直善 氏よりご講演頂きました。
研修前段では、クライエントへの支援の基本となる、社会資源を知ることの重要性や
社会資源を活用するためのポイントの解説を頂き、研修後段では、事例を基にしたクライエントやその家族との面談についての技法の解説を頂きました。
研修を受講することで、クライエントの問題解決の前に、クライエントが今感じていること、家族の考えとのすり合わせなどを丁寧に行うことで、今後の支援について前段にお話しのあった社会資源の提案や活用につながるといった、より良い面談・支援につながるのではないかと私自身も大変勉強になりました。
また、情報収集だけでなくクライエントやその家族との信頼関係の構築のために、実際に活用している声かけのポイントなども紹介していただき、受講者からのアンケートでも「言葉の使い方や面接技術が学べました」「患者さんにとって聞き慣れない社会資源などの説明のためにも、根拠を理解したうえで、相手に伝わる伝え方を考えていきたいと思った」などの感想も頂きました。
次回の相談援助・マネジメントコースは8月24日(火)に「アセスメント」をテーマに開催予定です。
詳細等は詳細が決まりましたらホームページにてご案内いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
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