ホームページをご覧の皆様こんにちは。
本日は9月17日(木)に開催いたしました、Web de Care Cafeについてご報告です。
連携の会ではWeb上での初開催となった今回のWebカフェ。
7月に開催したWebセミナーでは、ウェビナー形式でしたが、今回のケア・カフェでは、参加者の方々で双方向の話し合いができるよう、ケア・カフェ形式のグループワークを取り入れました。
初めてのグループワークを行うにあたり、グループ分けやグループワークでの情報共有の仕方についてどうすれば、上手くWeb上でケア・カフェのスタイルを崩さず、スムーズに進行できるかを考え、Zoomのブレークアウトセッションや、Jamboardを活用するといった初めての試みも行いました。
今回活用したJamboard。
Chat1では、3名~4名のグループに分かれ、各グループでコロナ禍での各自の困りごとについて、情報共有を行い、Chat2にてChat1でテーブルで話し合われた困りごとについての解決方法等について話し合っていただきました。
Chat1では、「コロナ禍で子供たちと好きなところに遊びに行けない」といったプライベートな問題から、薬局での郵送業務での服薬のチェックなどの業務が大変になっている、クラスター発生などで利用者に偏りが出てしまう、病院での相談など通常業務の相談件数の減少、利用者の自粛期間中の引きこもりの影響での認知機能・身体機能の低下、また、感染の不安から通所サービスの利用率の低下などの困りごとが挙げられました。
Chat2では利用率の低下について、感染予防や感染対策について対応していくことや、WEBツールを利用した仕事・プライベートでの関わり方などが対策案として挙げられていました。また、冬に向けたコロナ対策として、インフルエンザや風邪との見分けが難しいため、基本的な予防策の徹底と万が一、発熱などの症状があったときの適切な相談や受診についての必要性が挙げられていました。診療についても発熱者の診療は現在駐車場等、外での診察を行っているが、今後寒くなった際の対応を検討しなくてはいけないといった今後の課題もありました。
Jamboardについては、各自のWeb環境等で利用が難しかった所もありましたが、各グループWeb上でのグループワークは、普段の会場でのディスカッション同様、様々な意見交換がおこなわれていたました。
各Chat終了後には、話し合われた内容を他の参加者と共有できるよう発表していただき、今回はグラフィックレコーディングの作成風景も画面共有で参加者の方々がリアルタイムで見れるようにさせていただきました。
今後もこのような、多職種間でのディスカッションを行える機会を検討していきたいと思います。
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