恵庭市立柏陽中学校 介護体験授業のご報告

イベント報告

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

千歳市在宅医療・介護連携支援センターの坂本です。

 

本日は12月6日(金)に開催いたしました

「恵庭市立柏陽中学校 介護体験授業」についてご報告いたします。

当会では介護の魅力アップ事業の一環として、市内及び近隣の学校向けに介護体験授業を行っております。

今回は、千歳市のお隣、恵庭市の恵庭市立柏陽中学校さんにお邪魔させて頂き、1年生3クラスに介護体験授業に参加していただきました。

今回は3クラスということで、車いす体験・杖歩行体験・高齢者疑似体験の3つの体験ブースをご用意させていただきました。

 

車いす体験ブースでは、車いすに乗る体験と・車いすを押す体験両方を体験してもらい、体育館の床と体操マットの上での車いすの動きの違いにも学んでいただきました。 床での車いすの進みと違って、体操マット上の移動は不安定なうえ前に進みづらく苦戦する生徒さんも見受けられました。

こちらは、杖歩行体験ブース。今回は松葉杖・多脚杖・前腕固定型杖の3種類を使って、実際に杖歩行体験。松葉杖は骨折などで使ったことのある生徒さんもいると思いますが、多脚杖・前腕固定型杖は初めて触る生徒さんも多かったのではないでしょうか?

 

最期は高齢者疑似体験ブース。ここでは皆さんに高齢者の体を疑似体験していただきました。膝と足首に専用のベルトを装着していただき、足の曲がりにくさや運びづらさ、ゴーグルで視野の狭さと見えにくさを体験していただきました。

 

全ての体験終了後は、各ブースで熱心に体験に取り組まれた生徒さん・介護の仕方が上手だった生徒さんをMVPとして表彰させていただきました。表彰された皆さんおめでとうございます!

 

後日、参加された生徒さんから感想文を頂きました。

「今回介護体験をして高齢の方だけではなく、支えている人も大変なんだと知りました。この体験を生かしてやっていこうと思いました。」

「街で見かけたら安心してもらえる人になれたらいいなと思いました。」

「車いすは乗る側はいきなり押されると怖いのがわかったし、押す側もカーブが難しいと思いました」

「祖父母の家に遊びに行ったときや、困っている足腰の弱っている人がいた時に、今回学んだことを活かして声をかけようと思います」

など、実際に高齢者疑似体験や杖、車いすの体験をしてもらい、気づいたことや困っている事があった際に学んだことを活かしたいという感想を頂きました。

生徒さんからの感想を頂き、体験に伺わせて頂き本当に嬉しく思います。

今後ともわかばの会では、学校での介護体験授業について継続していく予定です。

介護体験授業に関してのご質問・お問い合わせは千歳市在宅医療・介護連携支援センター坂本までご連絡ください。

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千歳市在宅医療・介護連携支援センター

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