看取り・終末期ケアコース⑥-看取りにかかわる薬剤師の役割-ご報告

イベント報告

みなさまこんにちは。

本日は12月11日に開催いたしました、看取り・終末期ケアコース⑥-看取りにかかわる薬剤師の役割-についてご報告をさせていただきます。

今回はスギハラ薬局 島松店 管理薬剤師の杉原篤先生をお招きし、在宅・終末期医療にかかわる薬剤師の役割についてご講演頂きました。

講義では、グループホームでの介護記録から、患者さんの病状を読み解く技術や、主治医に報告するための記録の要約にについて、ご自身が実際に行われている在宅医療・介護との薬剤師としての関わりについてご講演頂き、夜間の排尿のために不眠傾向となったケースや・利尿剤の使用で脱水傾向となる場合に実際にどの様な関わりをもち、主治医やグループワークとの連携につなげたかをより詳しく伺うことが出来ました。

普段、なかなか知ることのない薬剤師の多職種との連携や、現在の地域連携での記録確認のツールなどを知る機会につながったのではないでしょうか。

研修後半のグループワークでは、介護記録からどのような傾向がみられるか、またどのように多職種に伝えることが出来るかをディスカッションする時間もありました。

終了後のアンケートからも、薬剤師の役割を知る機会になった・バイタルサインの経過や様々な兆候を観察しアセスメントする事の大切さを感じたなどの感想もいただきました。

 

さて、今年度も看取り・終末期ケアコースも残すところあと1回となりました。

次回の連携カレッジ 終末期・看取り・終末期ケアコースは

居宅介護支援事業所ゆうしんかん 介護支援専門員 平井 貴子 先生と

小規模多機施設のりこハウス 介護支援専門員 高橋 いづみ 先生をお招きし、

「看取りケアマネジメント」についての研修を1月15日(水)に予定しております。

皆様のご参加お待ちしております。

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