ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
センター長の木下です。
本日は、5月9日(水)に開催した、
平成30年度 第1回 嚥下亭の活動報告をいたします。
年度初めの嚥下亭ということで…
講師は、嚥下亭座長の
市立千歳市民病院 耳鼻咽喉科 医師 渡邉一正先生です。
渡邉先生「今日は、お天気悪いし、寒いからあんまり人来ないよ」
と謙遜されていましたが…
フタを開ければ、満員御礼!会場ギリギリの人数でした。
【内容】
・ 摂食嚥下の基礎知識
・ 嚥下能力と誤嚥性肺炎
・ 医療関係者に注意が必要なこと
・ 介護関係者に注意が必要なこと など
ご参加されたどの職種に方々にもわかりやすくご講演いただきました。
講演終了後の質疑応答も活発で、質疑応答だけで1時間近くかかりました!
【参加者の声】
Q.今回の研修会で関心を持てたこと
・ 誤嚥性肺炎の多くが口腔内常在菌が原因で食べられない人の口腔ケアの重要性 |
・ 摂食・嚥下について意識的に行うことができる段階と反射で行う段階に分かれていること。 |
・ 認知機能が低下してしまうことによって摂食嚥下に影響がでること。 |
・ 飲み込み時や咽頭などの画像が見れてよかった |
・ 肺炎について |
・ 口から食べる必要性 |
・ 嚥下の基礎知識 |
・ むせ込みがあると、すぐに食物を細かくするのが当たり前になってしまっていたこと |
・ 嚥下機能の低下=誤嚥性肺炎発症ではない |
・ 口腔ケアの大切さ |
・ 口腔ケアを嫌がる人にどうしたら効果的な口腔ケアができるか |
・ 医原性の嚥下障害 |
・ 嚥下の仕組み |
・ 嚥下の仕組みが画像でみるととてもわかりやすかった |
・ 5期に分けることができること |
・ マーゲンチューブと胃ろうについての考え方に驚きました |
・ 咳反射の大切さ |
・ ゆっくり食事される方→性格や動作が遅いだけでなく嚥下機能の低下があること |
ご参加された方も
ソーシャルワーカー、作業療法士、介護支援専門員、介護職員、栄養士、薬剤師、看護師、障がい者福祉サービス事業所支援員、医師…などさまざま!
多職種共通の課題として、摂食嚥下について考えていらっしゃる方が非常に多いようですね。
最後には、昨年度の嚥下亭皆勤賞のお二人を表彰させていただきました!
次回は、平成30年7月11日(水)18:30@北ガス文化ホール3F中会議室2
1.摂食嚥下障害のフィジカルアセスメント・評価について
2.嚥下に関する呼吸やポジショニング
の2本立て!
講師は、
北星病院 言語聴覚士 兜谷 健太 先生
北星病院 理学療法士 河端 新 先生
お二人が講師をされた昨年度のプログラムも満員御礼!
こちらも、準備が整いましたら、ご案内させていただきます!
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